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Egypt

日程 2024年3月2日〜2024年3月10日(6泊9日・2機中泊)成田空港発着
旅行者 パパ・ママ 
ホテル イベロテル ルクソール(カイロ1泊)ナイルクルーズ船(3泊)セティ アブシンベル(1泊)バルセロ カイロ プラミッド(ギザ1泊)
旅行代金 渡航費 一人 約600,000円  
おすすめ アブ・シンベル神殿  ギザの三大ピラミッド はもちろんですが デンデラのハトホル神殿がおすすめです

出発まで

コロナのため南アフリカ旅行以来4年間我慢した海外旅行であったが、子どもの頃からの夢で会ったピラピッドを見るために、エジプトに行くことにきめた。
南アフリカ同様、個人旅行は難しいため、旅行会社のツアーに参加することにした。いくつかの旅行会社の候補があったが、ナイル川クルーズの際に飛行機を使うことなど、移動が楽なSTワールド社のツアーを選んだ。
 

1日目 3月2日

飛行機がの出発が午後10時近くのため、午後1時ごろの特急あずさで松本を出ることにした。 井上デパートのデパ地下総菜コーナーでおかずを買って、車内でビールを楽しんだ。
京成特急スカイライナーに乗り継いで、成田空港へ着いたのは午後5時半過ぎであった。とりあえず、スーツケースを預けてチケットをもらい、回転寿司へ。前日も、ひな祭りでちらし寿司を食べたばかりだったが、しばらく食べられそうにない刺身を楽しむことにした。
約10時間のフライトで経由地のドーハに着いたのは時差の関係で朝の5時頃であった。タラップを降りてバスに乗り、ターミナルに向かったが10分以上乗車しないとたどり着けなかった。飛行場のスケールの違いに驚かされた。ターミナルも驚くほど広く、次のゲートまでは結構な距離があり、お年寄りは電動カートで移動していた。
ゲートからはまたまたバスに乗り、元来た道を戻って次の飛行機に乗り込んだ。カタール空港のテレビは、若干古い映画や番組であったが、まずまず楽しめた。食事は、軽食も含め計5回提供された。


ドーハ国際空港

2日目 3月3日

カイロ国際空港に到着したのは、3日の午前11時近く。8時間に時差があるので、成田を出て丸一日近くたっている。疲れてはいるがまだ元気。迎えのガイドの方から、観光案内の日本語ガイドへと引き渡されて、カイロ市内観光へ出かけた。
まず驚くのは、カイロ市内の交通事情。車は右側通行というルール以外はどうでもいいようで、3車線の道路を5台ぐらいが並んで抜きつ抜かれつの大騒ぎ、クラクションの音がけたたましい。完全に自動車優先で、横断歩道はなく、地元の人は車を縫うように渡るしかないのだ。でも、歩行者がいれば、車はスピードを落とすということになっているようだ。後で聞いた話だが、やはり交通事故は日常茶飯事。そんな時は、お互いに「おまえが悪い」と気の済むまで言い合って、終わりになるそうだ。どうやら、エジプトには、自動車保険はおろか、車検さえもなさそうだ。
 そうこうして、最初の目的地「モハメドアリのモスク」へ到着。高台に建つこのモスクは、輝くいくつものドームが遠くからも望むことができる。内装も豪華で、巨大なシャンデリアと365個のランプが大変美しい。金曜日は、礼拝に訪れる人でいっぱいになるようだが、エジプトでは平日となる日曜日は、数人の礼拝者が祈りを捧げているだけだった。
 ランチは、市内のバイキング方式のレストランへ。飲酒はイスラム教で禁止されているため、アルコール類の提供はなく残念。仕方なくジュースを注文した。
 昼食の後は、おみやげセンターともいえる「ハーン・ハリーリ」へ。迷路のような通路の両側に、様々なものを売っている土産物屋がびっしりと並んでいる。その中で、金属製のランプが目についた。エジプトでは、価格表示がない。店主との交渉で値段が決まる。言葉が話せない我々ではどうしようもないので、ガイドさんに交渉をお願いした。品物を決めて、25米ドルで購入した。中にLEDランプと配線コードとスイッチをとりつけてくれた。ありがたいことだったが、これが後でトラブルの元になる。
 そして、ルクソールへ向かう飛行機に乗るためにカイロ空港へ舞い戻った。最初のガイドさんが待っていてくれていてチケットの受け取りと荷物を預けるのを手伝ってくれた。そして、保安検査へ。ここで、思わぬトラブル。先ほど買ったランプを機内持ち込みにしようとしたら、ランプ等の電気器具は持ち込めないというようなことを表情とジェスチャーで伝えてきた。こちらも、「それは困る」ということを、表情とジェスチャーで伝えたが、なかなか許可が下りない。5分間くらい粘ったところで、「しかたないなあ」という感じで検査場を通らせてもらうことができた。
 カイロからルクソールまでは、わずか1時間ほどのフライトなのだが、なかなか出発しない。我々の席の前方で、乗務員を挟んで客同士が座席を巡って話し合っているように見えた。どうやらダブルブッキングらしい。30分遅れでようやく出発。
 ルクソールに着くと、ガイドさんが待っていてくれてホテルまで送ってくれた。その後、すぐにレストランへ。入ったときはオーダーストップの30分前。空港での遅延がなければ、もっとゆっくりのディナーとなったであろうが、慌ただしいものになってしまった。でもホテルのレストランはビールなどが提供されるのでうれしい。
そして、松本を出る日の朝から48時間ぶりくらいにベッドに横になることができた。
  

モハメドアリのモスクとハーン・ハリーリ(市場)

モハメドアリモスク入り口

モスクの中

モスク横のエルナーシルムハンマドモスク

モスクから遠方を望む

モスク内ムハマドアリの墓

モスク入り口




ハンハリーリ(市場)

市場から

ガイドさんと

3日目 3月4日

 朝食の後、この日から五日間お世話になる日本語ガイドのカーリッドさんと前日に打ち合わせた九時にホテルのロビーで出会った。そこで、カーリッドさんから提案があった。「本来の予定では、メムノンの巨像から王家の谷の観光は明日の予定だが、それを今日の午後行えば、明日はここから片道1時間半かかるがレリーフが美しいデンデラのハトホル神殿へ行くことができる。二人で240米ドルかかるがどうする?」というものであった。エジプトに来ることは二度とない可能性が高いので、その提案に乗ることにした。そのため、この日はルクソールの主な遺跡を駆け足で巡ることになった。
 カルナック神殿・ルクソール神殿の見学を済ませた後ナイル川クルーズ船へチェックイン。ビールを少し飲んで昼食を済ませて午後の見学に出かけた。
 最後の「王家の谷」では、発見されている65の王墓から一枚のチケットで3つ選択して入ることができる。だが、人気の高いツタンカーメン王墓は単独で別料金となっている。まずはツタンカーメン王墓へ。午後の閉園間近の時間帯とあって待ち時間なしで入ることができた。混雑時は、結構な行列ができるという。19歳で突如死んでしまったツタンカーメン王墓は他の王墓に比べてとても小さいが、盗掘されていないだけあってとても美しい壁画とミイラと石棺が残されていた。ツタンカーメン王のミイラはカメラのフラッシュ撮影禁止であったが、監視員の方が携帯の懐中電灯でミイラの顔面を照らしてくれた。そのミイラをちゃっかり撮影。監視員は、チップをほしいようなジェスチャーをしているように見えたがそそくさとその場を後にした。
 その後、三つの王墓を見学。ガイドさん推薦の王墓だけあって、どの王墓も壁画やレリーフが美しかった。見学を終えた頃はちょうど閉園の午後5時少し前で人影はまばらだった。
 クルーズ船へ戻り夕食をとって休んだ。
 

カルナック神殿

カルナック神殿入り口

スフィンクス像

コブラを乗せた羊のスフィンクス

ラムセス2世像

オベリウス

オベリウス

羊のスフィンクス
ルクソール神殿 

神殿の中にイスラム教のモスク

この参道の先がカルナック神殿

メムノンの巨像・ハトシェプスト女王葬祭殿


メムノンの巨像

ハトシェプスト女王葬祭殿

スフィンクス像

この先にカルナック神殿

王家の谷・ツタンカーメン王などの王墓


ツタンカーメン王墓入り口

壁画

石棺

ツタンカーメン王のミイラ

ラムセス6世王墓

ラムセス9世王墓

王家の谷

奥の山をピラミッドに見立てている

4日目 3月5日

朝7時半にクルーズ船を出発。途中登校する子ども達を見ながらデンデラのハトホル神殿へ向かった。
ハトホル神殿は、クレオパトラ7世ゆかりの末期王朝時代の遺跡とあって、レリーフも壁画もすばらしく美しかった。
また、その後見学するホルス神殿やコムオンボ神殿との関連もあり、本当に行ってよかったと思わせる遺跡であった。
見学の後、一時間半かけてクルーズ船へ戻り、ゆっくりランチ。その後、期間中余りなかったまったりした時間を過ごすことができた。
クルーズ船はエドフに向けて出港。
クルーズ船の部屋には小さなバルコニーがあり、そこからサンセットを眺めたり、最上階のデッキでビールを飲んだりしてくつろぐことができた。


ハトホル神殿 (デンデラ)


クレオパトラ7世のレリーフ

左端がクレオパトラ女王

巨大なクレオパトラのお風呂

クルーズ船からのサンセット

クルーズ船のデッキにて


5日目 3月6日
 
クルーズ船はエドフに到着。
下船してホルス神殿の見学に馬車で向かった。
馬車に乗っていても、馬車から降りても現地の子ども達がキーホルダーなどを持って「ワンダラー ワンダラー」と言って近寄ってくる。たくましい子ども達だが、一度買うとしつこいというのでその場をやり過ごし続けた。
クルーズ船はコムオンボに向けて出港。
そして、夕刻にコムオンボ到着。
暗くなってからはライトアップされているコムオンボ神殿見学へ。
カレンダーのレリーフ・医療器具のレリーフなど貴重なレリーフや、たくさんのワニのミイラが印象的であった。
クルーズ船はアスワンに向けて出港。

 

ホルス神殿


馬車でホルス神殿へ

エジプト国内で最も美しいホルス像

太陽の船

戦うラムセス2世


コムオンボ神殿


世界最古の医療器具のレリーフ

ワニのミイラ

クルーズ船


6日目 3月7日

アスワンに到着。
朝食の後チェックアウト。ここで予期しないトラブル発生。食事代はすべて事前に支払い済みだったが、飲み物代はここで支払う必要があった。それを、クレジットカードで決済しようとしたが、クルーズ船の電波状況が悪くカードが使えないという。何度かチャレンジしてもらったが結局ダメで136米ドルをキャッシュで支払った。財布には1米ドルしか残っていないほぼスッカラカンになってしまったのだ。エジプトの民族衣装がディナーのドレスコードになっていたので、それを着たときに勝手に撮られた写真ブック25米ドルはクレジットカードで支払えたのに、ばかでかいクルーズ船がこれでは情けないではないか。
日本円は持っていたが、使える場所は限られているので、ATMで下ろすことにした。
下船してまずは「切りかけのオベリスク」へ。切り出している最中に失敗して割れてしまったためそのままにされているというオベリスクを見たが、もし完成していたら世界最大級のオベリスクになっていたらしい。
続いて、アスワン湖の中にあるイシス神殿へボートで向かった。イシス神殿は、ハトホル神殿やコムオンボ神殿と同時期の神殿とあってレリーフ等大変美しかった。
見学を終えて、近くのATMでクレジットカードでキャッシングを試みたが現金を引き出すことはできなかった。もはやこれまでか・・・。
その後ローカルレストランで昼食。
そして、はるか300km離れたアブ・シンベルへ車で向かった。
途中からはサハラ砂漠となり、見渡す限り荒涼とした砂漠が広がっているが、所々に灌漑施設を設けた小麦畑があった。中間地点でトイレ休憩。未舗装の道も所々あったが
3時間弱で到着した。
ホテルにチェックインした後しばらく時間があったので、徒歩30秒のプールに行った。水温は低かったが、せっかく来たのでひと泳ぎ。泳いでいるのはほんの数人であった。
その後アブシンベル神殿の「音と光のショー」へ。ホテルからは車でわずか2分で到着した。ガイドのカーリッドさんが「運がいい」と言っていたが、この日は日本語でのショーであった。カーリッドさんが進めてくれた前方左端に座ってショーを鑑賞した。確かに、その席は、アブシンベル大神殿の正面でとても見やすかった。
ショー自体は、古めかしいスライドショーで、今はやりのレーザー光線やプロジェクトマッピングはなかったがまずまず楽しめた。
ネットで調べてみると、八十二銀行のデビッドカードは海外で現金が引き出せることがわかった。帰り道近くのATMで試みてみると、無事現金を引き出せた。ありがとう、八十二銀行。
帰ってからホテル内のレストランでディナーバイキング。ここの支払いでまたトラブル。飲み物代の代金は部屋付けでお願いしようとしたが、「それはできない、クレジットカードもできないのでキャッシュで」という。先ほどATMで下ろしたのは1900エジプトポンド。請求は2100エジプトポンド。足りないではないか!ATMは近くなので、歩いて行こうとしたら店員がやってきて、「レセプションで払えばクレジットカードでいい」という。支払ったのは1240エジプトポンド。だったら、キャッシュで払えたのだが店員が勘定を間違えたようで「友だち価格」にしてくれたようだ。酔っ払っていたので、こちらも冷静さを失っていたがワイン一本とビール2杯で1450エジプトポンドが正解だった。
 

切りかけのオベリスク・イシス神殿


切りかけのオベリシス

ボートで中州にあるイシス神殿へ


夜のアブ・シンベル神殿

 

7日目 3月8日

開場と同時に再びアブ・シンベル神殿へ。アブ・シンベル大神殿とアブシンベル小神殿をゆっくり見学した。
見学の後、再びアスワンへ向けて300kmのドライブ。途中で黄金のサハラ砂漠の砂を採集して持ち帰ることにした。
アスワン到着は午後2時頃。遅めのランチとなった。
その後、近くのお土産屋さんへ。花のお茶やラクダ型の香水瓶を購入。
そして、大型の貸し切りボートでヌビア村観光へ向かった。
ゆっくり進む貸し切りボートで住民の生活の様子や景色を見ながら約45分ヌビア村に上陸。
まずは、裸足になって砂丘でできた小高い丘を上った。丘からの眺めはナイル川とその周辺の景色が美しかった。
帰りは裸足で駆け下りたが、富士山の大砂走りと同じような爽快感だった。
その後、ヌビア村の「民家」なるものへ入ったが、観光地化されていて、写真用に持つことができる赤ちゃんワニや、お茶の飲める屋上などが用意されていた。
最後にショッピング。サハラ砂漠を入れる、石の皿を買おうとしたのだが、店主が言うには「クレジットカードのマシンは壊れているので、現金でほしい。」とのこと。
「じゃあいいです。」と店を出ようとしたところ、「使えるか試してみる。」というので、カードを渡したら難なく決済ができた。ガイドさんとと共に喜んだが、ここに落とし穴があった。
船で15分ほどかけてアスワンの町に戻り、足りなくなったエジプトポンドを八十二銀行のデビッドカードで引き出した後、先ほどのクレジットカードがないことに気がついた。
喜びすぎて、マシンからカードを抜いてくるのを忘れてしまったようだ。
アスワンからカイロへ戻る飛行機の時間は午後10時ごろの出発で、手続きする時間はその約2時間前。船で店まで戻っていたのでは間に合わない。ガイドさんと運転手さんで相談し、陸路を使って戻ってくれるということになった。日も暮れて辺りはだんだん暗くなってくる。ヌビア村への道は、舗装などされていないデコボコ道。すれちがうのも一苦労の狭い道。はたして、無事たどり着くことができるのか?たどり着いたとしても店はまだ開いているのか?「カードが戻ってくれば奇跡だ!」と思いながら、車に揺すられていた。
だんだん、見覚えのある商店街に入ってきた。そこからはガイドさんとともに石の皿を買った店を探した。しばらくするとその店にたどり着くことができた。店も宿泊客のために営業しているではないか!ガイドさんが「VISAカードは」というと、すぐに机の引き出しからカードを出してくれた。店の人は、カードが残っていることに気づき、我々の後を追ったが見失ってしまったそうだ。それにしても奇跡的にカードを取り戻すことができた。
幸いヌビア村からアスワン空港までは10分少々で、十分手続きに間に合うことができた。空港でガイドのカーリッドさんと運転手さんに成功報酬としての謝礼を渡して、チェックインした。
アスワン空港からカイロ空港までは1時間半ほどのフライトであった。しかし、到着し荷物を受け取ったときはすでに午前1時近くになっていた。空港には、最初の英語のできるガイドさんが待機してくれていて、30分ほどかけてギザのピラミッド近くのホテルまで送ってくれた。着いたときは、すでに午前2時近くなっていた。
「翌朝のピラミッド観光は10時から」と聞いて一安心。ホテルの部屋で、日本から持ってきたカップラーメンなどをつまみにして、同じく日本から持ってきたワインを寝酒として休むことにした。

 

アブ・シンベル神殿


神殿一番奥の神々

左大神殿 右小神殿

アスワンハイダムによってできたナセル湖

サハラ砂漠の砂採集

ヌビア村の砂丘

ヌビア村民家の玄関

アガサクリスティーが泊まったホテル



8・9日目 3月9・10日

 エジプト旅行のクライマックスは、ギザの三大ピラミッドとスフィンクス観光へ。
 クフ王のピラミッドは、ギザの街の小高い丘の上に立っている。
 まずは、クフ王内部の王の石棺をめざした。そこへ行くまでにはかなり狭い場所もあり、譲り合わないと移動することができない。おまけに3月だというのに結構暑く、汗がしたたり落ちるほど。石棺の場所に果物などを置いても腐らないということが世界の七不思議の一つになっているが、信じられない。やっとの思い出石棺までたどり着きアリバイ作りの写真撮影。もっと暑くなるといやなので、早々に引き上げることにした。
 外に出ると「ラクダに乗ってスフィンクスまで行くのはどうか?」と誘われた。それもいいかと思って頼んだが、二人で90米ドル、おまけに写真を撮ってもらったチップとして10米ドルとられてしまった。高くついたばかりでなく、時間もロスしてしまった。もっとゆっくりピラミッドと向き合う時間を作った方がよかったかも。
 その後、三大ピラミッドから少し離れたところにある「展望台」から三大ピラミッドや他のピラミッドを眺めた。
最後に、スフィンクス観光。これは、入場せずに道路からの見学。現地の学生達も大勢見学に来ていて、日本人が珍しいのか見つめられたり声をかけられたりした。
その後、近くのパピルス専門店でお土産のパピルスを買い、ローカルレストランでアルコール抜きのランチをとった。
最後にエジプト博物館の見学。
全部じっくり見ると、丸一日かかるという博物館の中のガイドさんおすすめの展示物を駆け足で見ることにした。
ここには、有名なツタンカーメン王の黄金のマスクが展示されている。
写真撮影は禁止されているが、入ると東洋人が一人一人マスクと共に記念撮影をしているではないか。おまけに、マスクに近づくと、「ワンミニッツ」といって1分ほど離れてくれと言う。こんなルールを無視して独占しようとするのは中国人の場合が多いが、なんと日本人のグループであった。なさけない。
ちょっと気分が悪くなったが、その合間を縫ってマスクをじっくり観察した。
博物館の見学を終え、帰国するためにカイロ空港へ向かった。
道路は大渋滞であったが、ほぼ予定の時間に空港に着いた。
帰りもドーハ経由。帰りの飛行機は偏西風の影響もあるが短く感じた。東に向かうのであっという間に一日が過ぎ成田空港に着いたのは翌10日の午後6時。
空港のコンビニでつまみと酒を買い込み成田東武エアポートホテルでいろいろあったが無事の帰国を祝った。

ギザの三大ピラミッド・スフィンクス



三大ピラミッド

カフラー王のピラミッド

クフ王のピラミッド

クフ王のピラミッド内部へ
クフ王の石棺
ラクダに乗って

巨大なクフ王のピラミッド

スフィンクス


エジプト博物館


外観

ロゼッタストーン

ツタンカーメン王の内蔵保管器


 


旅行を終えて