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日程 | 2019年12月26日〜2020年1月4日(7泊10日・2機中泊)成田空港発着 | |
旅行者 | パパ・ママ | |
ホテル | ビクトリア滝 ビクトリアフォールズ・サファリロッジ2泊 ヨハネスブルグ シティーロッジ・サントン 1泊 クルーガー国立公園 サビサビ・リトルブッシュキャンプ 2泊 ケープタウン ウィスティン・ケープタウン 2泊 |
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旅行代金 | 渡航費 一人 約1000,000円 | |
おすすめ | クルーガー国立公園サビサビ |
出発まで |
子どもの頃に見たテレビ番組「野生の王国」に出てきた様々な野生動物。その生の姿を、この目で見たいということで一致し、4月当初はタンザニアのセレンゲティ国立公園への旅行を計画した。5月頃、関連の書籍を図書館で調べてみたところ、セレンゲティーよりも南アフリカのクルーガー国立公園を勧める書籍を読み、そちらの方面へ計画を変更した。その書籍の中にもあったが、公園内でもサビサンド私営動物保護区が動物たちの観察に特に良いとあったので、高値ではあったがサビサビ・リトルブッシュキャンプを拠点とした旅行代理店「ファイブスタークラブ」のツアーを5月下旬に申し込んだ。他のホテルも、サビサビ並の豪華ホテルとなってしまったため、ツアー代金は高額なものとなった。
しかし、年末年始に当たるため、航空券の確保にはさらに10万円の上乗せが必要ということで、一人約100万円のツアー代金となった。
動物たちの姿を、確実に撮影するため、ソニーのα6400というミラーレスカメラ(望遠レンズ付き)も購入。2回、国内のサファリパークに行って、撮影の練習も行い当日を迎えた。
1日目 | 12月26日 |
午前10時10分発の特急あずさでまずは新宿へ。しかし、3分遅れての到着。乗り継ぎ時間が少なかったため、駅の中を重いスーツケースを転がしながら成田エクスプレスのホームを目指したが、無情にも、ホームに着いた時は、出発した電車を見送るしかなかった。仕方なく、次の電車で成田空港へ。
成田空港で必要な手続きを済ませ、16時45分発のキャセイパシフィック航空CX521便で経由地の香港へ向かった。香港空港は、デモ隊の姿はなく、落ち着いた雰囲気であった。また、以前バリ島旅行の時は、乗り継ぎの際、電車などを使っていたため迷ってしまうこともあったが、今回はスムーズに出発ゲートまでたどり着くことができた。
2日目 | 12月27日 |
午前0時30分発キャセイパシフィック航空CX749便でヨハネスブルグへ。朝7時30分着、少し出発ターミナルを見つけるのに苦労したが、南アフリカ空港の自動チェックインでチェックイン。しかし、すでに並びの席は取れなかった。どうやらネットで一日前から座席の確保ができるということらしいので、それを教訓とすることにした。そして南アフリカ航空SA040便でビクトリアフォールズ空港へ。
予定より遅い12時50分頃着。ジンバブエのビクトリア空港では、入国の際、ザンビアと共通のビザをとる必要がある。私たちは、そのことを告げると申込書に「K」と書かれ、4番か6番の受付に並ぶよう指示された。「k」というのは「kazaビザ」の意味らしい。受付で、ビザ取得に必要な二人分の100$を支払い、ビザを取得することができた。入国審査を受けた後、外へ出るとガイドのシェラトンが待っていてくれた。もう四人同行する人がいるということだったが、最後の3人の姉妹が合流したときには、すでに午後2時を回っていた。
私たちを除く、滝に近いホテルの4人はまず、チェックイン。その後、ザンビア側からのビクトリアの滝観光に出かけた。
まず、審査を受けてジンバブエを出国、そして徒歩でザンビアに向かいさらに審査をうけてザンビアへ入国。この手続きが面倒であった。ザンビア側のガイドとともに滝の観光へ。蒸し暑い中ではあったが、様々なポイントから滝を眺めることができた。記録的な干ばつで、滝が干上がり、岩場だけになっているという報道も以前あったが、まずまずの水量であった。
行程の半分ほど過ぎた頃、雨期特有の猛烈な夕立に襲われ、ずぶ濡れに。一気に冷えてしまったが、ガイドの方は、何も気にせず、淡々と案内を続けていた。
観光が終わり、ジンバブエに戻る際も、同じように出国と入国の審査があり、うんざりしてしまった。
3日目 | 12月28日 |
この日は、アフリカゾウで有名なボツワナのチョベ国立公園でボートサファリとサファリドライブへ。ピックアップが朝7時半だったため、レストランの6時半スタートは忙しかった。しかし、ジンバブエの出国センターにはすでに多くに人が集まってきており、早いピックアップの理由がわかった。ジンバブエを出国し、ボツワナへ入国。入国すると、同行者3名がすでにサファリカーに乗って待っていてくれた。まずは、拠点となる「カラハリ・コーヒーバー」へ。そこで、お茶を飲んだ後、ボートサファリに向かった。ボートからは、カバやクロコダイル・水牛などが見られたが、ゾウは残念ながら見ることができなかった。
4日目 | 12月29日 |
朝8時にホテルをチェックアウトして、ガイドのシャミさんとともにジンバブエ側からのビクトリアの滝観光へ。効率が良いということで、1番から16番までのポイントの内、10番ポイントから見学を始めた。歩く途中、雨のような降水が。これは、雨ではなく滝の水しぶきだという。私たちは、登山用の雨合羽を着込んでいったが、濡れないためにはそれがちょうど良いくらいだった。
ザンビア側からの観光に比べて、水量も多く、滝に迫力があった。ザンビア側が後だったら、ザンビア側からの観光はがっかりに終わっていたかもしてない。
5日目 | 12月30日 |
午後4時からお茶の飲みながら、ガイドのキーガンからゲームドライブの注意点を聞いた。その後、ホテル内の土産屋に行くと、なんと欲しかったクドゥの角が6本も売っているではないか!その中から左右対の大きめの角を2本買い込んだ。そして、4時半にゲームドライブへ出発した。
ビッグ5の内、チョベ国立公園で、すでにアフリカゾウと水牛とライオンはクリアしていたが、この日は私たちが降り立った空港の滑走路近くでサイの親子を見ることででき、残すはヒョウのみとなった。
帰ってきたのは、すでに八時近く。着替えのために、いったんロッジへ戻ったが、その行き帰りは万が一の猛獣に遭遇した場合いのためにホテルのスタッフが付き添ってくれた。この日は、ろうそくの火だけの薄暗い中、屋外でのロマンチックなディナーであった。
6日目 | 12月31日 |
5時半に起床。軽い食事をとって朝のゲームドライブへ。この日は、まず樹の木陰で休むチーターをつぶさに観察することができた。そして、最後に残ったビッグ5の1つヒョウを探すドライブとなった。ヒョウはクルーガー国立公園の中でも数は少なく、ビッグ5の中でも最も見つけるのが難しいとされている。車の左側に座ったパパは、左側だけの岩の上や樹上をくまなく見ながらヒョウを探した。探し始めて30分ほどたった頃、パパは左側の樹上約4メートルほどの所に休んでいるメスのヒョウを発見した。動物を見つけるという特殊能力を持つ現地のガイドが、見落としていたヒョウをパパが見つけ、「あっ いた」と通り過ぎようとしていたその樹を指さしたところ、ガイドのキーガンらも気づいて、見やすい場所に車を寄せてくれた。サファリカー同士は、無線で連絡を取り合ってチームで動物を探しているため、まもなく2・3台のサファリカーが集まってきて観察を始めた。パパは、「サンキュー」「ユーアー レオパードマン」などと賞賛された。
その後、朝飯をとり、ホテル周辺のウォーキングサファリへ。歩いている場合は、動物たちとの距離感が大事で、大きなアフリカゾウを観察したときは、かなり離れた距離でも気づかれないように慎重に観察するようキーガンから指示された。密かに狙っていたフンコロガシは死骸しか見られなかったが、アフリカの大地に咲く美しい花の名前をキーガンから教えてもらった。
ウォーキングサファリから帰り、プールとジャグジーでリフレッシュした後昼食へ。そして、昼寝をして夕刻からのゲームドライブを待った。
夕刻からのゲームドライブでは、6頭ほどのキリンの群れに会うことができた。キリンはすでに、チョベ国立公園でも見てはいたが、群れで周囲を気をつけながら移動する姿は圧巻であった。
この日は、日本でいう大晦日。夕飯はニューイヤースペシャルということで、プレゼントが用意されるなど、
7日目 | 1月1日 |
朝のゲームドライブでは、目的を4日間見られていないというライオン一本に絞り、現れる可能性が高いエリアを中心に回ることにした。ライオンが出没するエリアというだけあって、アフリカゾウの姿は全く見られず、他の動物たちの姿もまばらだった。タイムリミットの午前九時を過ぎて、今日はもうダメかと思いかけた頃、サファリカーが集まっているところへたどり着いた。彼らは何を見ているのだろう、と思っていたことろ、その視線の先にあったのは何頭ものライオンの姿だった。ちょうど、サビサンド私営動物保護区の外の国立公園内なので、サファリカーは近づけないということであった。ライオンたちが、境界線の近くまで来てくれたことに感謝して、30分ほど観察を続けた。メスライオンが6頭、寝ていて全体の姿を見ることはできなかったが、オスライオンが1頭の計7頭ものライオンの群れであった。
観察を終えて、ロッジに戻ったのはすでに10時近くになっていた。遅めの朝食の後、チェックアウト。ガイドのキーガンや、支配人夫妻などが見送ってくれて、来たとき同様サファリカーでロッジを後にした。
ヨハネスブルグ行きの飛行機は定員12名ほどのセスナ機。横3列だったため、さほど圧迫感はなかった。ヨハネスブルグからケープタウン行きのフライトまでの待ち時間は5時間程度とかなり時間があったため、ビールなどを飲むなどして過ごした。
予定より5分ほど早く、午後6時50分くらいに飛行機は飛び立った。到着も予定より早く、9時頃には荷物を受け取って到着ゲートを出ることができた。ゲートの外には、ガイドが待っていたが、3名の家族という同行者が一向に現れない。40分ほど待っても現れないので、仕方なく私たちだけ先にホテルに送ってもらうことにした。その時はもう午後10時近くになっていた。後からわかったことだが、その3名はジンバブエからの飛行機が4時間ほど遅れてケープタウン行きの飛行機に間に合わなかったそうだ。
ホテルの到着したのは、10時半前。とりあえず、ビールでも飲もうと部屋の中のミニバーの扉を開けようとしたところ鍵がかかっていて開かない。仕方なくホテル内のバーに行ったところ、ビールは出せるが、レストランは10時半に閉まってしまったので、食べ物は出せないとのこと。アンラッキーが続いてしまった。
8日目 | 1月2日 |
ケープタウン一日観光のピックアップが朝の7時10分からというので、レストランの受付デスクの前に真っ先に並び、急いで朝食を食べてピックアップを待った。そこには、二組の夫婦、一組にはその母親、単独の計6名がすでに乗り込んでいた。そのうちの3名が昨日間に合わなかった人たちであった。
一日観光は、午前中に喜望峰・最南端ケープポイント・ペンギンのいる海岸を巡り、昼食を挟んで午後アザラシの島、カーステンボッシュ植物園を巡るものだった。
昼食は、メインがシーバス(スズキ)のムニエルだったが、8人で会話と酒が弾み、レストランに2時間も長居してしまった。
その後の、アザラシの島へ行く観光船は、大きな波で大揺れとなり、海水が甲板まで打ち上げられ、女性たちの大きな悲鳴が時折響き渡った。スリリングでエキサイティングな観光であった。
昼食時間を取り過ぎたせいで、植物園の観光は時間に押されたが、南アフリカらしい珍しい植物を見ることができた。
一日観光をおえて、各自それぞれのホテルに送ってもらうことになったが、私たちが最後になったため、ガイドにホテルではなくアフリカ料理レストラン「ママアフリカ」へチップを払って送ってもらった。そこで地ビール4本・ワインのボトル2本とともに、クロコダイル・ダチョウ・クドゥー・イボイノシシ・スプリングボックなどのバーベキューという看板メニューのアフリカ料理を楽しんだ。
車窓から見たテーブルマウンテン |
喜望峰の看板 |
喜望峰遠景 |
ケープペンギンの群れ |
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車窓から見たライオンズヘッド |
喜望峰 |
ケープポイント | ドラキュラ山 |
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卵を抱くケープペンギン |
左にアザラシの島 |
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パイナップルフラワー | ツリーアロエ |
アフリカ料理 |
9・10日目 | 1月3・4日 |
いよいよ帰路へ。
朝、ケープタウン空港へ向かい、11時ころ出発のキャセイパシフィック航空CX794便で香港へ。時差の関係で翌日の朝香港着。この間は、非常口の座席のため足下が広く、トイレも近かったため長時間のフライトもさほど苦痛にならなかった。
キャセイパシフィック航空CX504便に乗り継いで、成田空港へ。成田空港から京成スカイライナーで日暮里へ。少し時間があったので、ビールとラーメンなどを。あずさ25号で松本へ着いたのは午後七時半。駅前で「とうじそば」をビールをお供に食べて帰宅した。
◎ 南アフリカでは朝十時まではアルコールは出てこない。
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