運動会の綱引き必勝法
綱引きは地球の重力を利用した物理学的なスポーツです。その法則にのっとった作戦を取れば必ず勝てます。
まずは基本的なことから
1.大将の旗にあわせて引くこと。声をそろえること。これは大原則です。
2.できるだけ、摩擦の強い靴をはくこと。サッカーや野球をやっている子どもにはスパイクをはかせます。当然ですが、 摩擦係数の高い履物をはいたほうが有利です。
3.体重を重くすること。 これは急にはちょっと無理かな?
ここまでは、一般に指導されていることでしょう。
これからが大事です。
1、綱を余らせずに尻尾まで持つこと。
綱全体の重量がかかるので、相手の負担が大きくなります。また、間隔があいていると引きやすいこともあります。
また、右利きの人は綱の左側に、左利きの人は綱の右側につきます。
前後に背の大きい人、中程に背に低い人が入るといいようです。
2、腰は落とさないこと。
これがもっとも大事です。腰を落としてしまうと腕だけの腕力で引くことになります。子どもの場合(大人でも)腕力より も自分の体重の重力の方が大きいです。ですから、自分の重力をすべて綱に伝えるようにすればよいのです。
具体的には、
まず、足は両足をそろえて綱に垂直になるように立ちます。足を前後に開いたのでは体重の重力がわずかしか綱にかかりません。
そして、号砲と同時にそのまま後ろに倒れこみます。空を見上げるようにするのですそして、大将の旗にあわせて後ずさりしていけばよいのです。つまり、たまにテレビなどで放送されている競技綱引きそのままにやればよいのです。競技綱引きで腰を落としているチームは皆無です。
この方法での勝つ確率はかなり高いのです。
わたしの場合、学校の運動会でも地区の運動会でも引き分けはあっても負けたことはありません。
「初めて勝つことができた。」「こんなに楽に勝てるとは思わなかった。」という歓喜の声があがります。
ただし、この方法によって勝つことを信じていない人がいるとだめです。ですから、この方法をやれば絶対勝てるんだ。ということを言ったときに、信じてもらえる信頼関係も重要です。