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日程 | 2011年7月31日〜8月7日(7泊8日)羽田空港発・着 | |
旅行者 | パパ・ママ・美冴・芽生・美七海 | |
ホテル | ウェルカム ピラム ホテル Welcome Piram Hotel |
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旅行代金 | 一人 約40万円 合計約200万円 | |
おすすめ | サンピエトロ大聖堂のクーポラ(早朝がおすすめ) |
出発まで |
前年、エーゲ海でのクルーズやホテルの手配を自力で行った経験を生かして、今回もホテルや航空券は自力で手配することにした。そして、家族5名分のホテルはエクスペディアを通じて、航空券は今回もブリティッシュエアラインズの早割航空券を確保した。
1日目 | 7月31日 |
深夜1時に松本を出発。千葉大へ通う長女を迎えに行ってから、羽田空港へ送迎してくれる民間駐車場へ向かった。
まずは羽田からイギリスはロンドンのヒースロー空港へ。前年と同じ空港内の「ワガママレストラン」で昼食をとった。
そして、ローマ国際空港へ。空港からは、電車を使ってホテルへと向かった。
ホテルについたのは、午後9時。でも太陽を追いかけてきたので、実際は日本時間の深夜。疲れ果てての夕食となった。
2日目 | 8月1日 |
朝6時頃に早起きをして、トレビの泉を目指す。途中総領事館などを見ながら、地図をたよりに30分ほど歩いて無事泉を発見。早朝のトレビの泉は人影もまばらで、人目を気にせずゆったりと過ごすことができた。
そして、道路脇にある様々な石像を見ながらホテルへ戻り、朝飯をとった。
次は、バスでコロッセオを目指した。9時頃のコロッセオもまだ人影は少なく、数組しかいない。コロッセオ全体が見渡せる展望台もほぼ貸し切り状態だ。
そこへ、全員サングラスをかけた男女5名のグループがやってきた。スペースは広いのに、なぜかパパの周りをぐるっと取り囲んだ。
「怪しい」と思った瞬間、パパは手持ちのセカンドバッグの異変に気づいた。開けてはいないチャックが開いていたのだ。「スリだ!」そこには、財布は入っておらず、住所録などの書類だけで被害はなかった。どうやら、サングラスは視線の先をごまかすためのものらしい。
スリが多いと聞いてはいたが、いきなりこんな目に遭うとは思いもよらなかった。
コロッセオの近くには、凱旋門など様々な史跡がある。少し足を伸ばすと古代ローマの中心部の遺跡であるフォロ・ロマーノがあり、当時の街の様子を忍ぶことができた。それらを見たあと近くのパスタ屋さんで、カルボナーラなどを食べたが、日本で食べるのとあまり変わらなかった。
そして、やや離れた場所にある「真実の口」まで足を伸ばした。20分ほど並んで口に手を入れることができた。
夕飯は、ホテル近くのレストランへ。アクアパッツァやいろいろなパスタが出てきたが、こちらは満足の味だった。
3日目 | 8月2日 |
この日は、さらに朝早く、まだ薄暗いうちにホテルを出てスペイン階段をめざした。早朝のスペイン階段に観光客の姿はなく、数名の作業員だけが巨大な掃除機でゴミを吸い取っていた。
しばらくスペイン階段で気ままに過ごしたあと、ホテルに戻り朝飯。その後、バスでバチカン市国のバチカン博物館へ行った。
行くとチケットを求める長蛇の列ができていたが、くわやまファミリーは日本ですでにインターネットでチケットを購入していたのですんなり入ることができた。
ここには、様々な石像や陶器などが多数展示されているが、撮影は自由。そこで、いろんな写真を撮ることができた。
この博物館の面白いところは、エントランスの上の天井がガラス張りでシースルーだということ。スカートの中が見えてしまうではないか。多くの若者が上を見上げては喜んでいたが、かなり天井は高く双眼鏡でもない限り拝むことはできなさそうだった。
4日目 | 8月3日 |
この日、まずはバチカン市国のサンピエトロ大聖堂へ。この日はとても暑く、バス停からたどり着くまでに、すっかり汗だくになってしまった。
着くと、何やらすでに長蛇の列が。どうやら、クーポラへ上る人たちの列らしい。目的の一つとしていたが、この列に続いて上るのは気が遠くなるので、この日の登頂は断念した。
サンピエトロ大聖堂の内部は撮影できないので、画像はないが、その大きさ荘厳さに圧倒された。大聖堂前のサンピエトロ広場からは、大聖堂の屋根の上に立つ140体もの聖人の石像を眺めることができ楽しめた。
そしてまた、さらに暑さを増した歩道を歩きバス停へ。そこからサンタンジェロ城へ向かった。向かう暑いバスの中で、またパパはセカンドバッグの異変に気がついた。今度は、財布の入った部分のチャックが半分開いていたのだ。暑さでボウッとしていたのがいけなかった。すると、近くに座っていた中年の女性が、何やら声を上げた。意味はわからなかったが、どうやらスリがいることを周囲の人に教えているようだった。生まれてからスリに遭うことは一度もなかったが、ローマに来て、たて続けに2回とは。ローマはとてもいいところだが、スリには十分気をつけたい。
サンタンジェロ城は、エンジェルの像が至る所にあることが名前の由来となっている。それらを眺めながらお城の外壁にある螺旋階段を上って屋上へたどり着いた。
いったんホテルに戻り、一息ついた後、今度は近くのいくつかの史跡などを徒歩で巡った。
5日目 | 8月4日 |
この日は、とにかくいろんな史跡を一日中徒歩で巡った。
6日目 | 8月5日 |
観光最終日のこの日、まずは早起きしてバチカン市国へ向かう1番バスに乗り込んだ。目的は前回果たせなかった、クーポラに上るため。朝早いため、前回のようなうだるような暑さはなく、大聖堂までの道も快適であった。開門と同時に入った大聖堂は、人影も少なくゆっくりピエタ(聖母子像の一種:死んで十字架からおろされたキリストを抱く母マリア)などを拝にむことができた。クーポラへ上る人たちの行列はなく、スムーズにエレベーターに乗ることができた。
エレベーターをおりた後は、ひたすらドーム内の頂上へ向かう狭い階段を上る。結構な段数だ。途中、大聖堂内部を見下ろすことができるスペースがいくつかあり、そんな眺めを楽しみながら頂上を目指した。
そして頂上へ。高いところが苦手なママは、柵のところへあまり近づこうとはしなかったが、サンタンジェロ城など遠くの方まで見渡せてとてもよい眺めであった。
午後は、サンタ・マリア・デットリア教会へ。ガイドは英語の説明であったが、説明の内容はよくわからなかった。でも有名な「聖テレサの法悦」の石像は印象に残った。
そして、とうとう帰国の途に。まずは、再びヒースロー空港へ。ブリティッシュエアラインズは、安いのだが乗り継ぎの時間が空きすぎるという難があるのが惜しい。翌日朝に出発する飛行機の出発まで、空港内のロビーのベンチで仮眠をとることにした。
この日、ロンドンでは暴動があったらしく、警官がロビーを訪れ、職務質問する姿も見られた。
サンピエトロ大聖堂内のピエタ(キリストを抱くマリア) |
サンピエトロ大聖堂のクーポラ |
途中から見る大聖堂内部 |
クーポラ頂上へ向かう階段 |
クーポラ頂上にて |
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サンタ・マリア・デットリア教会 「聖テレサの法悦」 |
おすすめNO1 |
7日目 | 8月6日 |
ヒースロー空港から羽田空港へと向かう。
8日目 | 8月7日 |
時差の関係で、翌日到着。忘れられない家族5人そろっての海外旅行となった。