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日程 2007年8月9日〜8月16日(6泊8日・1機中泊)成田空港発・着
旅行者 パパ・ママ・美七海
ホテル トラギリ(水上コテージ 210号室)
旅行代金 一人 約240,000万円   合計約720,000円  (エス・ティー・ワールド)
朝食6食・昼食6食・夕食5食付き
おすすめ ハウスリーフでのシュノーケリング   (トラギリの生き物はこちら)

出発まで

今回の旅行は1月にダイビングのAOW(アドバンスオープンウォーター)免許を取得できたので2月に計画。ハウスリーフでのダイビングと10歳の娘とのシュノーケルを目的としました。第1候補のアンガガはすでに予約で一杯とのこと。第2候補のボリフシは改装中のため無理。第3候補でアンガガと経営者が同じというトラギリに決めました。

1日目 8月9日

朝6時50分発のスーパーあずさで松本を出発。成田アクスプレスへ乗り継いで11時頃空港第2ビルへ到着。
空港宅配荷物を受け取った後スリランカ航空カウンターへ。そこは今までの経験したことのない長蛇の列。
チケットを受け取った後は、レストラン「そじ坊」で寿司とそばで一杯。
飛行機の中では到着までの約10時間の間に3回も食事が出てうんざり。「シュレック3」「スーパーマン3」等の映画を見て過ごしました。
当初の予約では、成田マーレ直行でしたが、コロンボ空港がテロ警戒のため9時以降離着陸できないということになりコロンボで乗り換えてマーレへ。現地時間の夜9時頃マーレ到着。スピードボートで約20分でトラギリへ。
 


ウェルカムドリンク

ベッドメイキング
きれいにたたまれたシーツ


2日目〜7日目 8月10日〜15日

海しかないので2日目からは基本的に毎日同じ生活リズムの繰り返し。
6時に起きてまずシュノーケリング1本。
7時半から朝食。
9時から2本目のシュノーケリング。
昼までビーチでのんびり。
12時半から昼食。パパとママはビール(3$)と1リットル赤ハウスワイン(11$)でシアワセ。
午後は昼寝。時々買い物やオプショナルツアー。
夜7時半から夕食。またもやパパとママはビールと1リットル赤ハウスワインでシアワセ。
夜10時頃ねる。
まさに「くう・ねる・あそぶ」の極楽な毎日でした。


★シュノーケリング


今回の目的は正月に取得したAOWライセンスを武器にチェックダイブをクリアーしハウスリーフで自由にダイビングすることでしたが、エアの消費量が多めということで残念ながらクリアーできませんでした。ガイド付きのダイブビングだと手間もかかり、娘を置き去りにしてしまうことになるので、今回はダイビングは断念し、シュノーケリング1本でいくことにしました。
午前中に2本のシュノーケリングを毎日くりかえしました。10歳の娘が水中カメラに興味を持ち、パパは楽しみを奪われましたが、娘も喜んでいるし、手ぶらで泳ぐのも気楽なのでまあいいかといったところ。


ドロップオフで

透明度約30m

水上コテージの階段

いつもカニがいました

ドロップオフが最高

島周辺は全体的に白いサンゴ砂の遠浅の海に囲まれています。所々に直径数メートル程のサンゴの群生があり、魚も群れてはいます。初心者であれば、ここでも「ビューティフル」という声が飛び出すでしょうが、モルディブの海を知ったことにはならないでしょう。やはり、知りたければ勇気を出してドロップオフをめざそう。
トラギリには、5つのシュノーケリング・ダイビングポイントがあり黄色いポイントが浮いています。水コテの前のポイントを除けば、すべてポイントからドロップオフへの誘導ロープが海中に設置されています。これを伝っていけば怖いことなし。10歳の娘も十分着いて来られました。
ドロップオフは驚くほど波が静かで透明度が高いです。景色が一変する感動をぜひ味わってほしい。
さて、5つあるポイントの中でどこがおすすめかといえば、ビーチの西側の3つのポイント。我が家が訪れた時は、北から南へ緩やかな流れがあったのでそれに乗ってシュノーケリングを楽しみました。北のポイントから入って南のポイントから帰るわけです。この約150メートルの間は、サンゴも透明度も魚影の濃さも最高だと思います。サメもクマノミもマダラトビエイもここでしか確認できませんでした。
娘は海底を移動するタコも発見。周囲の様子や色彩に合わせて自由に体色や体型を変化させるタコの様子をじっくり観察していました。

大物をねらうなら朝が最高

日本から行くと時差の関係でどうしても早起きになってしまう。我が家は到着翌日から7時半の朝食までの時間は毎日シュノーケルをして過ごしました。今までの経験で朝一が最も大物に出会うチャンスが多いからです。今回もマダラトビエイには朝しか出会うことができませんでした。他のエイも朝の方が多かったと思います。

                             モルディブ・トラギリの生物


★オプショナルツアー・マリンアクティビティー

シュノーケルツアー・マーレ市内観光・ナイトフィッシングなど様々オプショナルツアーが用意されていてレセプションに掲示されている希望名簿に記入することで申し込みになります。ただし、最小人数に達しないとツアーは行われません。可能な場合は「OK」と書かれています。
わが家はナイトフィッシングに行きました。欧米人が多い中で参加者はなんと全員モンゴロイド。パパは船の中で真っ先に釣り上げ喝采を受けましたが、おいしい魚ではないらしくリリースされてしまいました。
美七海も小さいながらも気づかぬうちにおいしそうな魚をゲット。あわや坊主かと思われたママはポイントを変えた後立て続けに大物をゲット。結局パパはそのままでした。
でも家族全員が釣り上げたのはわが家だけだったかな。ラッキー!
すごかったのは名古屋から来たというアイちゃん。一人で全体の半分近く釣り上げてました。どうやら船首よりも船尾の方を陣取った方がよいようです。


ナイトフィッシング

ウィンドサーフィン・水上スキー・水上チューブ乗り(勝手に命名)などのマリンアクティビティーがあります。
わが家はカヌー・バナナボートをやりました。
カヌーは1時間できるのですがシュノーケリングの後で疲れていて気持ち悪くなり途中でリタイヤ。
バナナボートは4人以上のため、すぐにはできず他の希望者が現れるまで待ちました。
午後になって欧米の小さな子達とやりました。
小さな子達が「バナナボート イエー」と大はしゃぎでいるのに、先頭の美七海は振り返ることもできず固まったまんま。
最後浅いところで思いっきり振り落とされました。それも2回。
どおりでつけていた万歩計を外せとしつこく言われたわけです。


バナナボートを終えて

★水上コテージ

水上コテージは全17室。島にはその他に55室あるらしい。一番奥が人気があるらしいがレストランなどからは遠くなる。日中の木製の渡り橋はかなり熱くなるので裸足で歩く場合は遠いほどきびしい。橋の所々に足を冷やすための水瓶があるが、それでも駆け足になってしまう。
渡り橋からはエイ・サメ・イカ・ツバメウオなどの生き物を見ることができました。
水上コテージにはガラステーブルがあり真下に岩が置かれている。時折通りすぎる魚を見ることができます。
コテージのリーフ側には階段が設置されており、直接海と出入りすることができるのが最も便利なところ。
帰った後は即シャワールームへ。シャワールームにはバスタブのシャワーの他にもう1つシャワーがあり3人でも不都合はありませんでした。
内装は多の島の部屋と大きな違いはありませんでした。
テレビはありましたが、日本語の放送はしていません。


バスタブ

これを満たすことはありませんでした

洗面台

★最終日の過ごし方

最終日の前日の夕食の後レイトチェックアウトの申し込みの結果がわかります。結果はダメでした。
最終日の過ごし方は案内にいくつか方法が示されています。
@空港近くのホテルで滞在
Aマーレ市内のフルレホテルで3時間休憩とディナー
Bマーレ市内観光
Cそのまま島で過ごす
出発の7時半までどうするか考えましたが、わが家はCを選択しました。
ゆっくり昼食を食べたかったということもあるし、空いているコテージのシャワールームを自由に使えるということなので最後までモルディブの海を楽しむことができるからです。
パパは昼食でレッドワインを飲み過ぎてふらふらになった後、海辺のビーチチェアでグッスリ。
その後、寝ぼけてうっかり万歩計をつけたまま海へタッシーン。万歩計はあえなく再起不能となりました。
6時頃にはきれいな夕日を見ることもできました。
7時近くまで海で過ごした後、レセプションへ行って148号室の鍵をもらいゆっくりシャワーを浴びて出発を待ちました。どうやらわが家しかシャワールームを使うグループはなかったようでせかされることもありませんでした。
これだったらレイトチェックアウトとあまり変わりません。一番経済的でもあり結果的には良かったと思っています。


最終日のサンセット

★その他

トラギリの日本人率は2割ほどだったでしょうか。3日目の土曜日のディナーは見渡したところ日本人はわが家だけでした。
欧米人がほとんど。香港か中国と思われるグループも何組か来ていました。

トラギリで驚いたことはとにかく子どもが多いということ。日本人・欧米人を問わず子連れがあちこちに。

最初の昼食で驚いたことは、マグロの刺身が出たこと。醤油はまあまあだったがわさびは粉末を溶いたもののような。
できれば両方持参したい。でも刺身は2・3日で姿を消してしまいました。

おみやげ屋さんはマーレ市内よりも安いと言われています。気のいいおじさんでまとめて買ったらずいぶん負けてくれました。
隣には宝石屋さんがあり、若いお兄さんがいつも手招きしています。なかなかいいサファイアのルースがありました。リング・ネックレス等でプラチナをあしらったものは一切なし。ホワイトゴールドが中心でした。パパは値切った末スリランカサファイアのリングを購入。

レストランの裏側には卓球台・卓上サッカーゲーム・ダーツの遊技場があります。欧米人は卓球が好きですね。上手とは言えませんが。わが家はサッカーゲームで毎日エキサイトしました。

夕食の後は様々なアトラクションがバーで行われます。ダイビングの映写会やクラブ(やどかり)レース・生演奏など。バーのチャージ料は1$です。
クラブレース第1戦ででNO.17のやどかりを選んだパパは見事優勝。最多の缶ビール10本をゲット。美七海も最終レースで4位入賞缶ビールを2本ゲットしました。参加するためにはベッドとして1回につき缶ビール1本の購入費用3ドルが必要です。


クラブレースで優勝し歓喜のパパ

レストランでお世話になったアリさん

おみやげ屋さん マーレより安いとのこと

最終日前日はビーチディナー

星がきれい 
スペシャルディッシュもつきます

クイナの親子
ヒヨコがかわいい



8日目 8月16日

前日夜マーレ10時15分発の直行便で成田へ。
正午ごろ成田到着。
手続きを済ませラーメン屋へ。やっぱり日本のラーメンはうまいと感じつつシアワセな一時。
成田エクスプレス・あずさと乗り継いで帰宅しました。
新宿駅で外へ出たときに異常な暑さを感じましたが、この日日本では、岐阜県多治見・埼玉県熊谷で40.9度の日本最高気温記録を樹立しました。
わが家は赤道直下で避暑してきました。