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渡航先 | ラスベガス グランドキャニオン (全日空ハローツアー) | |
日程 | 2000年10月4日〜9日(4泊6日)成田空港発・着 | |
旅行者 | パパ・ママ・長女(9才)・二女(6才)・三女(3才) | |
ホテル | ミラージュ | |
おすすめ | グランドキャニオン | |
旅行代金 | 一人20.000円のグランドキャニオン観光付 大人151,000円 子ども 135,000円 93,000円(特別子ども代金) 合計623,000円 |
出発まで |
自家用車を使って名古屋空港発・着を考えていましたが、幸か不幸か手違いで成田行きの航空券がとれていませんでした。そこで急遽成田発・着を決意。
トランクは空港宅配にお願いし、JRの券を購入しました。これが、結局良い方にでました。
前日は、しばらく食べられないからと刺身をたくさん買ってきて食べまくりました。
1日目 | 10月4日 |
名古屋空港発・着では、未明に出発しなければならなかったのですが、変更したおかげで朝8時48分発の千葉行きで松本を出発。子どもたちに負担もなく、上々の滑り出し。とこらが、なんとよりによってこの日に限って中央線の改修工事。新宿止まりで、そこからいくつも乗り継がなくてはならなくなってしまいました。でも、子どもたちも大きくなってきたので、そんなに大変ではありませんでした。
午後2時50分ころ空港第2ターミナル到着。トランクを受け取り、搭乗券をもらい、両替をし、手続きを済ませて出発を待ちました。
午後5時25分に成田発。
しばらくして事前に頼んでおいた3人分のチャイルドミールが真っ先に子どもたちに届きました。大好物のカレーライスなどで子どもたちも大喜び。
そしてしばらく寝ることができましたが、地球の自転に逆らって進み、日付け変更線も越えるのであっという間にその日の朝になってしまいました。簡単な朝食がでましたが子どもたちはやはり寝つづけていました。そして、現地時間の4日午前11時20分(日本時間5日午前3時20分)にロスアンゼルスに到着しました。しかし、長女は時差による生活リズムの変化と長旅の疲れで機内で少しもどしてしまいました。
やはり、子どもたちにとって10時間を越えるフライトはちょっときついかも?
ロスアンゼルス空港は広く、我が家だけでは迷子になってしまいそうでしたが、ANAハロの係の人に案内してもらってラスベガス行きのNA便に乗り換えました。実質1時間ほどのフライトで午後5時ころラスベガス到着。
マイクロバスをとばして約20分ほどでホテルミラージュに到着しました。
チェックインをしたのですが、ノースモーキングのコネクティングルームは3階しかないとのこと。眺めのいい11階なら廊下を挟んで向かい合いに2部屋取れるということでしたが、子連れのわたしたちは迷わずコネクティングルームをとりました。
風呂に入って、ミラージュのバフェへ。(バイキング方式のレストラン 夕食大人14.5ドル 子ども10ドル)子どもは年齢を足して何人分か計算していましたが、うちの場合2人分でした。
結構おいしかったのでビールもワインも次々に追加。ミラージュのバフェには他にはないベニズワイガニが山のようにありました。それを山ほど持ってきて食べたので我が家のテーブルには山のような殻が。隣の西洋人から大笑いされてしまいました。日本人はよほどカニが好きなんだと思われたことでしょう。
翌日のグランドキャニオンに備えて、この日はミラージュの無料アトラクション「火山噴火」を見ただけで早めに就寝しました。
2日目 | 10月5日 |
朝7時に朝食をと思っていたのに、起きたのが7時20分。あわてて、バフェへ。何とか集合時刻の8時35分に間に合いました。
バスで他のツアー客とともに町の郊外にある「エアーべガス」の飛行場へ。所要時間約40分。到着9時30分。
まず、飛行機がバランスよく飛ぶために全員の体重測定をして搭乗する飛行機を決めます。我が家は16番のグループに。
10時ごろ番号が呼ばれ、10数人そろったところで飛行場へ。ここでは写真撮影禁止。「危険だから。」という理由でしたが、エアーベガス社の方で記念写真を撮ってくれたので、それを売るのが目的のように思いました。
飛行機は座席が2列になっており、機長らも含め定員15名ほどのプロペラ機。我が家は子ども連れなので、一番最後に乗るように指示され、最後尾の座席へ。あまり眺めはよくなかったのですが、揺れが少なく安全ということなのでしょう。
飛び立ってからはしばらくは順調。「だいぶ揺れる」という評判でしたが、さほど揺れずに子どもたちも快調でした。窓からはモハーベ砂漠の様子などが見え結構楽しめました。
ところがグランドキャニオンが近づくと、例のふわっと上がったり下がったりすることが多くなり、「なんか気持ち悪う」という感じでしたが、幸い昨日調子の悪かった長女も含めエチケット袋のお世話にはならずに済みました。
飛行場に到着して、今度は胸に張ったシールの色別に観光バスに乗り込みます。そして早めの昼食へ。
バスで2分ほどのレストランへ到着しました。
ここも、バイキング方式だったのですが、ママと3人の子どもたちは飛行機酔いで食が進まず、パパ一人で元をとろうとがんばりました。
そして1時近くなって、ようやく、待ちに待ったグランドキャニオン観光へ。ここまでが長かった。
有料の国立公園に入り、最初のブライトエンジェルスポイントへ。そこで、与えられた時間はわずか20分。「何でそれしかないの。」と思いながらも急ぎ足で展望台へ向かいました。ブライトエンジェルスポイントは、グランドキャニオンの最も川幅の広い部分に位置し川幅29kmもあるそうです。そこからノースリムを望む景観はとても素晴らしいものでした。
次はバスで5分ほど離れたヤバパイポイントへ。ここは、この日行った3つのポイントの中では唯一コロラド川の本流が見える場所でまさに1.600mの谷の全貌を見ることができました。
最後のポイントはマザーポイントと呼ばれるところで、(マザーは、母という意味でなくマザーという人の名前からきています。)400km以上に及ぶグランドキャニオンの4分の1にあたるおよそ100kmを一望することができます。
ここがおすすめNO1です。 グランドキャニオンのページ
この日の夜は、ミラージュからモノレールに乗って(同じ系列のホテルにはそれをつなぐモノレールがあるのです)となりのトレジャーアイランドホテルへ。
ここのバフェは、比較的安いのですが、これといった目玉となるものもなくまあまあといったところでした。
そして、写真の無料アトラクション「バッカニア湾の戦い」を見るためにストリップに面したバッカニア湾へ。
さすがに人気ナンバーワンだけあって開演40分前に行ったのに、もう1番良いとされる橋のすぐ右横あたりはすでに人が並んでいました。そのさらに右横に並んでいましたが、開演15分前ころパパがちょっとトイレに行っている間にはもう戻れないほどの人ごみになっていました。
でも、早くから並んだおかげで、子どもたちも最前列から全体を見ることができ、大満足でした。
カジノへの集客目当てで無料になっているのでしょうが、ただとはいえ大砲の音や立ち上る砲火などものすごい迫力でダントツの人気というのもうなづけました。
あっと驚く結末も待っています。お楽しみに。
3日目 | 10月6日 |
この日は、前日の疲れで(パパは早朝抜け出して行ったカジノの疲れで)みんな10時過ぎまでぐっすり寝てしまいました。
そして、無料のファンシャトル(バス)に乗ってストリップを通ってルクソールへ。
ルクソールへ来た目的は、評判のいいバフェでランチを取ること。
混んでいるのではと心配しましたが、平日のランチタイムということと広さのおかげですぐに席につくことができました。
ここのバフェには、中華をはじめ世界中のメニューがそろっているようでとにかく豊富。
そして何よりうれしいのは、味付けが素晴らしいこと。正直言ってミラージュのバフェにはしょっぱいものもあったのですが、ここの料理はどれをとってもはずれがなくおいしいものばかりでした。
やはり、バフェの中では絶対おすすめです。
ところで、西洋の人たちは腹いっぱいの後、必ずといっていいほど甘いもの食べます。ここで、食事をしているとき、となりにバスケットボールの選手かというようなでかいあんちゃんがいたのですが、デザートに山のようなアイスやケーキを持ってきてびっくりしました。日本人はどんなに太っていても、みんなここではやせてみえます。
そのあと、子どもたちを喜ばせようと、ピラミッドの中へ。
しかし、ちょっと暗いのがいけなかったのかあまり喜ばれませんでした。
ここのゲームコーナーは、最新の機器のものが多くあり、子どもたちは4人でやるゲームにはまっていました。1回25セント。
ルクソールのあとはモノレールに乗ってとなりのエクスカリバーへ。
子どもたちがまだゲームをやりたいというので地下のゲームコーナーへ。
ここのゲームコーナーは、ルクソールとは打って変わって、的当てなどが多く昔の縁日のような雰囲気。子どもたちは競馬がお気に入りで何回かやりましたが結局一等を取ったのはパパだけでした。
的当てでバイキングの帽子をもらって、ご機嫌でした。
ここの無料アトラクション「コート・ジェスターズ・ステージ」は45分おきにいろんな芸人サンが約15分の手品や曲芸を見せてくれます。
家族連れに大人気というだけあって、たくさんの子どもたちが集まってきました。写真は、子どもがステージに呼ばれて手品をやっているところです。
夜は、エクスカリバーで行われたこの旅行唯一の有料ショー「トーナメント・オブ・キングス」(一人$34.95)へ。
特にこれが見たかったというわけではなく、本当はイフェックスなど見たいショーはたくさんあったのですが、どれも年齢制限があり選択の余地がなかったのです。
まず、チケットに書かれた国の座席に座ります。ロシア・ノルウェーなど八カ国の中で我が家はスペインの席へ。
席についたらまず飲み物を聞かれます。飲み物が来たら、今度はスープが写真の金属製のボールにつがれます。スプーンはないのでそのまま口をつけて飲みます。ちなみに写真の大きなジョッキにはコーラがめいっぱい入っていました。途中おかわりをつぎにきました。
そのあと、なんと若鳥の丸焼きが目の前に人数分出されました。いものグラタンのようなものと大きな生のブロッコリーまでついています。これもまた、手掴みで食べるのです。食べる量には自信のあったパパも自分の分を食べるのがやっと。子どもたちには十分過ぎる量でした。
さて、ショーのほうは8人の王様たちの馬上試合。すれ違いざまに槍でつきあうなど迫力がありました。でもストーリーがあるようで、真剣勝負というよりは迫真の演技という感じでした。
座った席の国の王様をみんなで応援するのですが、スペインはやや盛り上がりにかけていたように思いました。
でも、子どもたちも含め結構楽しめました。
エクスカリバーからの帰りは、徒歩でまずMGMグランドへ。写真はその途中の歩道橋でニューヨーク・ニューヨークの自由の女神をバックに写したものです。自由の女神は2分の1のサイズだそうです。
MGMグランドでは、シンボルマークのライオンがいるライオン・ハビタットを見てモノレール乗り場をめざしました。しかし,その広いこと広いこと。さすが世界最大のホテルです。カジノが果てしなく続いていて、モノレール乗り場まで10分は歩いたでしょうか。
モノレールで、同じ系列のバリーズへ。
バリーズは足早に通りすぎ、動く歩道を使ってベラッジオへ。
ここでは、無料アトラクションの「噴水ショー」を見ました。
経営者が贅を尽くして建てたホテルのショーだけあって噴水の動きが実に優美で、疲れも忘れて見入ってしまいました。BGMの三大テノールの一人ハバロッティの歌声も噴水に良くマッチしていました。
ベラッジオからミラージュまではストリップを徒歩で。
ANAハロのガイドさんから「子どもでも夜12時まではストリップは安心して歩ける。」と聞いていましたが、その通り人の波は絶えることのないようでした。
4日目 | 10月7日 |
ミラージュのバフェで朝9時少し前に遅い朝食。しかし、ここでびっくり、値段が夜と変わらないではないか。土曜日なので、ブランチタイムになってしまったようであった。
でも、おいしい焼き立てのオムレツを食べられて満足。
この日の午前中はホテルの屋外プールへ。宿泊者しか入れないためルームキーが必要であった。
この時期のラスベガスは、気温は高くても30℃前後で実にすごしやすい。でも、朝晩は寒いので、プールの水温はどうかなと心配していたが、まったく心配ご無用。
プールの底のあちこちからお湯が出ていて、冬でも快適に泳げるということであった。
日本人の観光客はあまり多くない上に、日本人の子どもがこの時期にいることがまずないので、三人娘たちはどこへいっても大人気。
プールでもいろんな人から声をかけてもらいました。
泳いだあと、子どもたちが、「ラーメン食べたい。」と言うので、ミラージュ内の「ヌードル・キッチン」へ。でも出されたものを見て、日本のものとあまりに違ってびっくり。味もぜんぜん違って、期待はずれでした。中国風なんでしょうか。
午後は、お土産を買いに、となりのシーザース・パレスから続くフォーラム・ショップへ。
一通りぐるっと回った後、子どもたちは、「やはり、ディズニーがいい。」ということで、ディズニーのショップで気に入ったものを買いました。
この日の夜は、再びミラージュのバフェで最後の晩餐をしました。
そのあと、子どもたち3人が、部屋のベッドでトランポリンショーを見せてくれました。
皆が寝静まってから、パパは一人カジノへ。しかし、途中で止めときゃ良かった。結局有り金全部すってしまいました。
5日目 | 10月8日 |
この旅行の最大にして最後の難関は、帰り道。
まず、ホテルのロビーに朝5時30分集合。これが子連れにはきつい。写真の通り一番下の娘はまだ夢の中。
ちなみに後ろにあるのは巨大な水槽で、光っているのはギンガメアジの群れでしょうか。
昼間見ると実にきれいです。
バスで他の旅行者とともに、ラスベガス空港へ。この空港にはスロットマシンがあるので、「最後のチャンス」もあったわけですがそんな元気はありませんでした。
ラスベガスを午前8時ころでて、サンフランシスコへ約1時間で到着。手続きをしたあと、子どもたちがうどん屋を見つけ、「どうしても食べたい。」と言うので、オーダーしようとしたところ、日本人が多かったためでしょうか、「売り切れで30分まってください。」と言われてしまいました。
肩を落として歩いていたら、「各国料理」と言う漢字の看板が目に。天の助けとばかりに入ったら、3杯すぐ出してくれました。やれやれ。
サンフランシスコ午前11時50分発。うどんが良かったのか子どもたちは帰りの飛行機では比較的元気で、しっかり睡眠をとることができました。
6日目 | 10月9日 |
日付変更線を超えたので、この日の午後2時30分成田着。
早く帰りたいので、午後4時17分発の成田エクスプレス新宿行きにのり、午後6時発のあずさ(指定席)で帰りました。
帰ってから、おばあちゃんたちに頼んでおいた刺身で、無事に帰ってきた祝杯をあげました。