このポイントからは、全長約４５０kmのグランドキャニオンの４分の１にあたる部分を一望することができます。

　このポイントは、コロラド川の本流が見えるポイントです。

　年間５００万人の観光客が訪れるグランド・キャニオン。この地では、地球の歴史の約３分の１にあたる１７億〜２０億年の間に堆積した地層を見ることができる。これほど長い年月の地層が一度に見られるのはここだけ。
　黄色・白・ピンク・茶色などなド１２層の地層からは地球の歴史が克明にうかがえる。
　約２０億年かかって堆積した地層は、今から約１０００万年前に海抜８０００ｍまで隆起。この大地にコロラド川（コロは色・ラドは変化する・・つまり流れるものによって色の変わる川）の流れが侵食をはじめ、現在見られる峡谷の姿を作り上げていった。

　アメリカ合衆国。アリゾナ州。コロラド川の絶え間ない流れが、１７億年もの間に堆積したコロラド高原の地層を削って造り上げた大峡谷。全長約４５０kmの大峡谷は太陽の光によって刻一刻とその表情を変え、見飽きることがない。
　現在も１００年で2.5ｃｍ深さを増し、２５ｃｍ幅を広げている。

このブライトエンジェルポイントは、グランドキャニオンの最も川幅の広いところです。