ぐうたらママの「パパがんばれ! はじめてのかぞくキャンプ」
今年は何の計画もないまま、長い夏休みがやってきてしまった。
家族海外旅行はそりゃ楽しい!! でも、ピークの夏休みには高くてとても行けない。安く遊ぶには、そう!キャンプ。ちょっとハードだけど小学生2人とパパがいる。今年はキャンプだ。

夏休みに入ってすぐ
、Kホームセンターでキャンプ用品を購入。
購入品
テント1はり(コールマンの4角形の6人用・・・家族で寝るのに、決して広くはない)  
タープ1(ひし形のもの・・・使いにくかった。)
タープ用支柱1本(1本では足りなかった)
テーブル(1番大きいもの・・・良かった。でも、もう1個小さいのがあるともっといい)
いす5個(肘掛つきで快適だった。)
ランタン1つ(電池式・・・暗かった。今度はホントのがほしい)
寝袋5こ(二つつなげられるもの・・・夏の低地でのキャンプではいらなかった)
保温用マット

キャンプ用品がそろったお祝いに庭で焼き肉をした。ビールをたくさん飲んで気分がでかくなったパパが、「ようし!今からテントを張ろう!今日はテントで寝るぞ!」と言い出す。これはえらいことになったと思ったが、庭から見れるようにテレビを移動し、テントについていた張り方のビデオを見ながらやってみたら、思ったより簡単にできた。学校の運動会などで本部席に使われるようなテントをイメージしていたわたしは、いまどきのテントは良くできているもんだと感心した。子どもたちは大喜びで寝袋を持ってきてテントに入り大騒ぎ。「明日もここで寝よう!」をしつこく繰り返した。これは、今夜はなかなか寝させてもらえないかなと思ったが、意外と早く子どもたちは静かになった。と、そこへ、やはり焼肉会でほろ酔い気分のおじいちゃんがやってきて、カメラのシャッターを。いきなりの閃光に、寝入りばなのみんないっせいに目を覚ましてしまった

8月9日  インターネットで、キャンプ地を探す。「2日前で空いてる所なんてありっこないよ」と思いながら、パパの隣で見ていると、時々あいてるのがある。その中から
・伊豆
・海岸に近い
・温泉あり
・お店が近い
を選んで、電話で確認。
その結果、「
キャンピングリゾート雲」という、その名もおしゃれっぽいキャンプ場の予約が取れた。

8月10日

 ホントに予約大丈夫かなと思いつつ、キャンプの用意をした。小学生になった二人の娘は使い放題。2歳の末娘を抱っこし、働けない言い訳にしながら、明日への準備を監督。夜、「
明日から、キャンプに行きます。」とおばあちゃんに言うと、、思いがけない反対の声。「お盆は、うちにいるもんだ。」 こうなったら、ただ黙ってにこにこしているしかない。おなかの中では、大騒ぎ。・・・でも、言いませんとも。

8月11日

運悪く,この日は娘の学校のプール当番があったので,出発は午後になってしまった。5年前中古で買ったエスティマに荷物を積み込む。後ろの荷物のところはいっぱい。座るところも足元はいっぱいになった。キャンプって荷物がいるもんだとしみじみ思った。
松本から伊豆は,本当に遠い。ふだん,無駄な公共事業に反対しているが,中央道甲府あたりから伊豆の下田まで,新しい高速道路を作ってほしいと毎年夏になると考えてしまう。
雲見海岸目前の街で,夕飯の買出しをした。さすが,海辺のスーパーは置いてあるものが違う。海辺の鮮魚センターでしか買えないと思っていたものが当たり前においてある。例えば,
サザエ・ホタテ(貝殻つき)・冷凍でない有頭えび・・・・魚の種類も多い。今夜は,迷わず,それらをただ焼いて食べることにした。
もう暗くなりかけた午後7時ころ,やっとキャンプ場についた。

チェックインをパパがしている間に,娘たちと,サイトへ荷物を運んだ。一輪車で運ぶわけだが,段々畑を利用して作ったというサイトなので坂道が子どもには大変だったが,なんとかすんだ。
いよいよテント設営。サイトがそれほど広くないので,テントの場所,向きで悩むことはなかった。でも、うすぐらがりの中でのテント設営はやはりやりにくい。
うちの庭で、練習しておいて、本当に良かった。初心者の割りには、スムースにできた。
キャンプ初日の夕飯は、鉄板焼き。ツーバーナーのコンロで新鮮なえび・牛タン等を焼いて塩で食べた。ビールがうまい。子どもたちは、自分たちでメロンを勝手に切って食べていた。そちらもご満悦の様子。
楽しい晩餐のあとは、みんなで食器洗い。
うちでは、鼻ジワ寄せていやがることも、ここでは楽しいから不思議だ。
テントに入って就寝。夏の伊豆の夜は暑かった。窓全開で寝たいところだったが、台風接近のため、そうすると、テントごと吹っ飛んでしまいそうになる。やっぱり、地元信州の高原でのキャンプが涼しくて良かったなかあ・・・などと思っているうちにみんな寝静まった。


8月12日
涼しい風がテントに入ってきて、目がさめた。
昨日予約しておいた展望風呂にみんなで入った。1サイト1日1回利用できる。時間は夕方から夜は20分、それ以外は30分。無料。海の景色は最高だった。
ご飯味噌汁目玉焼きサラダの朝食を済ませて、雲見海水浴場へ。車で5分ほどで着いたが、もう時刻は10時。狭い駐車場は満車になっていた。駐車場の叔父さんに「ここは、土日は8時前に来なくちゃだめだ。」と言われた。仕方なく、遠くまで車を持っていった。